

世界で愛される情熱の卵料理|フラメンカエッグ
突然ですが、「フラメンカエッグ」という料理をご存じでしょうか。
スペイン・アンダルシア地方の郷土料理で、真っ赤なトマトソースの中に色とりどりの野菜を入れ、半熟卵と混ぜていただく一品です。
「フラメンカ」は、フラメンコダンサーのような鮮やかな見た目がその名の由来だそう。
ちなみにこのスタイルの卵料理は世界各地に似たものがあり、イタリアでは「煉獄のたまご」、イスラエルでは「シャクシュカ(=“混ぜる”の意)」と、様々な名前で親しまれています。
日本でも手に入りやすい食材で手軽に作ることができ、具材を混ぜて煮込むだけなので、時短をしたいけど美味しいものが食べたい——そんな日にもおすすめです。
トマトソースの濃い目の味はお酒が飲みたい夜にもぴったり。
特に、この一皿にはハイボールがイチオシ。
炭酸の爽快感がトマトの酸味や卵のコクをグッと引き立て、口の中を心地よくリセットしてくれます。
ウイスキーはデュワーズ15年ボトルでちょっと贅沢に。

特有のフルーティーな香りが、トマトのフルーティーな酸味と混ざり合い、華やかな味わいに。
その奥にほのかなスモーキーさも感じられ、一気に上品な余韻が口に広がります。
■「フラメンカエッグ」の作り方
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【材料(1~2人分)】
にんにく・・・・・・・・・1片
ベーコン・・・・・・・・・50g
ミックスビーンズ・・・・・100g
トマト水煮缶・・・・・・・120ml
水・・・・・・・・・・・・50ml
塩・・・・・・・・・・・・適量
卵・・・・・・・・・・・・1個
黒こしょう・・・・・・・・適量
パセリのみじん切り・・・・適量
【作り方】
1.スキレットにオリーブオイルとにんにく、ベーコンを入れて炒めます。
2.トマトの水煮缶と豆、水を加えて2分煮て塩で味を調えます。
3.卵を落としてこしょうをし、半熟になれば完成です。

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おうちで簡単に、ちょこっとバル気分を。
今夜のお供にいかがでしょうか。