最高のクラスや、一流のという意味合いの言葉「クラシック」。
カクテルにも「クラシック・カクテル」と呼ばれ、
18-19世紀に誕生して今もなお、つくり続けられているものがあります。

その中の一つが、
19世紀にアメリカで誕生した「オールド・ファッションド」です。
直訳すると「古典的な、昔ながらの」。
そんなオールド・ファッションドのカクテル言葉は「我が道を行く」。

甘味と苦味のどちらも味わえることから、
お金にまつわるエピソードも多いこのカクテル。

所説はありますが…
1929年世界大恐慌で暴落のさなかに一人勝ちをおさめるなど、大勝利と破産を生涯繰り返した“世紀の相場師”として知られるジェシー・リバモア氏も「オールド・ファッションド」をこよなく愛した1人として有名です。

バーボンウイスキーで作るのが定番のこのカクテルですが、
今回はデュワーズ（12年）を使用します。

スコッチウイスキーで作ることで、甘さ控え目でスッキリな味わいに。

スコッチ特有のスモーキーなコクと、アロマティックビターズの大人な苦味。フルーツの鮮やかでゴージャスな見た目と爽やかな甘みが加わり「リッチで贅沢な気分」をつくり上げてくれます。

王道の中に少し目新しさを加えたい。
そんな方に是非試して頂きたい一杯です。

■オススメの作り方

ご自宅でも簡単に作れます。

🥃「スコッチ・オールド・ファッションド」Scotch Old Fashioned

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テイスト：中辛〜辛口
アルコール度数：強い
カクテルスタイル：ロングカクテル

【材料】（1人分）
スコッチウイスキー・・・・・60ml　※今回はデュワーズ12年
カットオレンジ・・・・・・・適量
アロマティックビダーズ・・・6ダッシュ
マラスキーノチェリー・・・・1個
角砂糖・・・・・・・・・・・2粒
ロックアイス・・・・・・・・適量

【作り方】

1.グラスに角砂糖を入れアロマティックビターズを染み込ませます。

2.角砂糖を完全に押しつぶしてください。

3.ロックアイスを入れ、デュワーズを注ぎ、よくステアします。

4.カットオレンジとマラスキーノチェリーを添えて完成です。

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お好きなフルーツを気分や季節に合わせて入れて、自分のスタイルで楽しむのも一興。

ご自宅にマドラーがある方はフルーツを潰しながら飲むと、香り豊かで芳醇なデュワーズのコクの中に、フルーツのナチュラルな甘さと酸味が絶妙にマッチし、味の変化を楽しみながら味わえるのでおすすめです。