賑やかな夜もいいけれど、ふとひとりの静けさに浸りたい日がある。ロックグラスに氷を落とす音が、今日の終わりを知らせてくれる。そんな日にこそ、おすすめしたいのが「ラスティネイル」です。
ラスティネイルは、直訳すると「錆びた釘」という意味のカクテル。その名は、赤茶色に輝く独特の色合いから名付けられたという説もあります。また一方で、錆びた釘は一度打ち込むと簡単には抜けないことから、「頑固者」を意味する言葉として使われることも。
昔からバーで愛されてきた、ウイスキーカクテルの定番で、1950年代にニューヨークの「21クラブ」をきっかけに人気が広まったとも言われます。
クラシックバーではもちろん、気軽なチェーンバーのメニューに並ぶこともあるくらい、広く愛されてきた一杯。でも、定番だからこそわかる“良さ”がある。飾らないのに、夜にすっと馴染む一杯です。
■オススメの作り方
この「ラスティネイル」、ご自宅でも簡単に作ることができます。
初心者の方でも用意する材料が少なく、作りやすいのでおすすめです。
今回合わせるのは、デュワーズの12年ボトルとドランブイ。
ドランブイのハーブと蜂蜜のスパイシーで香り高い甘さに、デュワーズの豊潤さが重なり、甘いのに甘すぎず、軽いだけじゃなく、しっかりとコクがある。シンプルなのに、飲むほどに奥行きを感じられる一杯です。

🥃「ラスティネイル」Rusty Nail
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テイスト:甘口
アルコール度数:強い
カクテルスタイル:ロング
作り方:ビルド(グラスで作る)
【材料】(1人分)
デュワーズ12年・・・・・40ml
ドランブイ・・・・・・・20ml
氷・・・・・・・・・・・適量
※なるべく良い形の氷を選んで、氷が溶けながら変わる味わいを楽しんでください。
【作り方】
1.ロックグラスに氷を入れます。
2.デュワーズ12年とドランブイを注ぎます。
3.氷を崩さないように、ゆっくりよくステアして完成です。
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グラスを手に取ると、蜂蜜とハーブの甘い香りがふわりと立ち上がります。ひと口目は香り高いのに、甘すぎず、軽すぎない。 シンプルなのに、じんわり奥行きを感じる。そして時間が経つほど濃厚さがほどけ、香りがゆっくり広がっていきます。これぞ“ド定番”。派手な演出はないのに、気づけば飲み進めてしまう。そんなラスティネイルは、一日の終わりに静かに寄り添ってくれる、大人の定番です。




